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Vol.11

issue2

築30年以上の木造軸組構造を狙え!
いざ、中古住宅のリノベーションへ

つくる、なおす、すみこなすのサイクルへ

・間取りをシンプルにする。
・収納を見直す。
・断熱性を高める。
・気持ちの良い素材を取り入れる。
・そして、DIYでちょっと手を加えてみる。
それらの積み重ねが、「なおす」ということ。
そして、なおした家で自分らしい時間を重ねていくことが、「すみこなす」ということ。
そんなサイクルの入り口として、今、中古住宅を自分たちで整えていくという選択が、見直されています。
「家を買う」ではなく、「暮らしをつくる」「自分たちの手で整えてすみこなしている」という視点から、次の住まいを考えてみませんか。

築古を狙おう

リノベの可能性を確認する

築30年〜50年の在来軸組構造の家には、大きな可能性が詰まっています。物件探しの段階から現地に同行し、建物の状態やリノベーションの可能性を一緒に確認します。

インスピレーションを得よう

現場でアイデアを出す

住まいづくりは、机の上だけで考えるものではありません。ふとした瞬間にインスピレーションはやってくるもの。だからこそ、「とりあえず見に行く」「とりあえず考えてみる」、その一歩が、大切です。

つくる、なおす、すみこなすを楽しもう

家づくりは“暮らしをつくるプロジェクト”です

結婚、出産、子どもの自立、親との同居、転職や在宅ワーク…ライフステージに合わせて、暮らしは必ず変わっていくものです。だからこそ、住まいも変わっていい。むしろ「家は完成しないものだと思う」くらいが、ちょうどいいのかもしれません。
家づくりは、型にはめるものではなく、暮らしにフィットさせていくもの。つくって、なおして、住みこなして、また変えていく。そんな循環の中でこそ、住まいはあなたの人生のステージを支え、広げてくれるはずです。家づくりは暮らしをつくるプロジェクトです。

スケルトンにしてから現場で考えよう

物件をスケルトン状態にしたあと、実際の空間に立ってみて考えることで、「ここを広げたい」「この窓から光が入ったらいいな」などの具体的なイメージが湧いてきます。
・ スケルトン後の現場打ち合わせ
・ 建物の現場を把握し、できること・できないことを見極める
・ 減築も含めた、予算に合わせたプラン提案
・ 採光、動線、眺望など五感を使って“暮らし”を想像

プロと素人の、いいあんばいを探ろう

自分たちらしさと、プロの知恵。その両方でつくる住まい

 理想の住まいを形にするには、やってみたい気持ちと、技術や経験のバランスが大切です。「任せっぱなし」でも、「自分で全部やる」でもない、心地よい距離感が成功のカギです。
そのための4つのステップを以下でご紹介します。
❶やってみたいことをリストにする
❷プロに相談し、できる・できないを見極める
❸一部はDIYで関わってみる
❹楽しさと安心のあいだでバランスをとる