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Vol.02

issue2

親世代の物語

減築というアイデア

  • 家族4人で住んでいたこの家、今は夫婦2人だけで暮らしています。
  • 子どもたちは自立し、2階は物置のようになっていてほとんど使っていません。
  • 広すぎる家は、なんだか寂しい気がします。

住まいのリフォームは、「改装」や「改造」「増改築」だけではないんです。
ほとんど締め切りで物置化されている部屋があれば、思い切って減築するというアイデアもあります。

増築が常に問題解決の答えになるとは限りません。使っていない部屋を取り払うだけで、驚くほど家が明るくなったり、動きが楽になります。
実は、減築というアイデアにはたくさんのメリットがあるのです。

「減築というアイデア」のメリット

減築の種類

1)1、2階を撤去する

空いたスペースを家庭菜園にする。
あるいは、日当たりと通風をよくするための
空間にするなど、
敷地全体の快適性を向上させることができます。
また、空いたスペースを駐車場やアパートとして
貸すこともできます。

2)2階部分を全て撤去する

将来のことを見据えて2階への行き来をなくしたい。
だったら、思いきって平屋にするという
アイデアもあります。

3)2階の一部を撤去する

隣接する住戸があるために
「家全体の採光が悪い場合」は、
使われていない2階の部屋を撤去して、
住戸全体に光と風を取り入れることができます。

減築のメリット

耐震性が向上します(建て替えよりもローコスト)

住宅の重量が減るので耐震性が高まります。新築の際にもっとも重要で費用がかかる基礎工事がないので、今ある基礎を利用でき費用を抑えられます。

光熱費など生活費が抑えられる

部屋数が減れば風通しや採光が改善できますので、冷暖房も効率化して光熱費も抑えることができます。

生活をコンパクトにして掃除やメンテナンスが楽になる

無駄な生活動線を見直せるので暮らしやくなります。使っていない部屋がある場合、そこから家が傷んでしまいますが、家が小さくなれば掃除も楽になります。

防犯面でも安心できます

目の届かない部屋がなくなります。夜に家全体が暗くなってしまうことは防犯上好ましくありませんが、家をコンパクトにすれば家全体が明るくなり夜の住宅街の防犯性も向上します。

固定資産税も軽減できます

固定資産税は、家の延床面積によって決まります。減築によって延床面積が減れば、その分だけ固定資産税も減額されます。

慣れ親しんだ場所で暮らせる

長年暮らしたコミュニティーを離れて、知らない人ばかりの新しい場所で人間関係を作り上げるのは、不安が大きいものです。減築の場合は、今の家をリフォームするので老後も安心です。

減築で、相続時の住宅の
資産価値を高めることも

結婚していない方や子どもがいない方は
大きな家を望まない場合もあります。
減築して、敷地と建物環境を改善し、
併せて耐震化すれば、住宅の資産価値も
上がります。

毎月第2土曜日は、
相続相談の日です

詳細:13:00〜17:00、無料
相続相談は完全予約制です。
上記の日程に合わない場合には
「個別相談」で対応させていただきます。
ご都合の良い日程をお申し付けください。