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Vol.10

issue1

家づくりで人生を変えた
「5人」のストーリー

将来の選択肢を狭めないように
ブレずに生きる!

 現在、都内の賃貸マンションにて一人暮らしをしています。数年後に控えた結婚に向けて、パートナーと共に都内に家を建てるつもりです。子どもは1人、家族3人で暮らすためのシンプルで小さな家がいいと思っています。お庭なんかもあると嬉しいですね。子どもが巣立ったらリフォームをして、趣味と仕事を楽しむ空間につくり変えることができるように、間仕切りの少ないプランを考えていますが、将来はどうなるかはわかりません。そのため、家を建てることが金銭的な重荷にならないように、小さな家を建てる予定です。
私たちの家づくりのポイントは、将来の選択肢を狭めないこと。今は都内の利便性が必要で、子どもにも良い教育を与えたい。定年後のことも考えているけど、縛られるのは避けたい。不確定要素が多い中で出した結論です。

  • 小さな家とお庭
  • 売却の可能性も視野に
  • 将来の選択肢を狭めない
  • 子どもは1人=教育重視
  • 結婚後も個を尊重
  • 定年後にヨガ教室
(32歳女性)
職業は経理職。パートナーは金融機関に勤めている。将来を見据えて、小さな家で無駄のない生活を思索中。現在は、貯蓄と資産運用をコツコツ行なっている。趣味はヨガ。定年後にはヨガ教室を開期待と思っている。

自分たちの手で暮らしをアップデート
再婚で第二の人生をスタート

 賃貸マンションに住んでいたころ、収納が足りずDIYで棚作りに挑戦していたら、思いのほかDIYにはまってしまい、今ではプロの職人さんからも褒められるほどに。昨年、再婚をして中古マンションを購入。現在は妻を巻き込んで、一緒にDIYをしています。DIYって自分たちの暮らしに合わせてアップデートできるんですよね。自分たちで作ることによって不便も少ないですし、何より自分たちらしい暮らしができて毎日楽しいです。ゆくゆくは早期退職をしてコーヒーに詳しい妻とカフェを開きながら、暮らしに合ったDIYを提案するような活動をしていきたいです。

  • 子どもはいらない
  • 夫婦それぞれの夢
  • 早期退職でお店を
  • 趣味と仕事の融合
(36歳男性)
職業はハウスメーカーの営業職。パートナーは同年代。夫婦でDIYを趣味にし、自分たちの暮らしを自分たちらしく創造的に作り上げることが、幸せを追求する秘訣だと考えている。子どもは望んでいない。

母の介護を終えて、第三ステージへ。
地域とのつながりを生かしてドッグウエアショップを開業

 介護が必要な母と自分の生活を両立しながら快適に暮らすため、思い切って同居の際にフルリノベーションをしました。近隣の方とは介護の悩みを共有するうちに互いに相談し合える仲になり、そこから徐々に地域との繋がりが生まれました。母が亡くなった現在は自宅(実家)1階をペットの洋服のお店に改装。自身の服飾のキャリアを生かして、フリーランスでペットの洋服作りをしながら暮らしています。自分のライフスタイルに合わせたリノベーションをしたことによって、さらに地域の方と交流の場が持てたように思います。

  • 結婚しない選択
  • ペットとの暮らし
  • 母の介護
  • 新たなライフスタイル
  • フリーランス
  • 地域との繋がり
(45歳女性)
職業は服飾関係。ペットとの暮らしに豊かさを感じている。仕事が充実しており、自由に暮らしたいため結婚にこだわらない。数年前に母の介護が必要になり休職。その後、母が亡くなり、フリーランスで仕事を再開。

離婚後、趣味を満喫できる家に!
老後は地域のボランティア活動を目指す

 長年連れ添った妻と離婚。新たな人生のスタートとして、不要なものは全部捨てて、母から相続した実家に帰ってきました。コンパクトで機能的な住まいにするべく、2階を無くした平屋に減築リノベーションすることを決心。大好きなコーヒーを嗜みながら、自分の趣味を満喫できる男の城に満足しています。老後は、自分のスキルでもあるプログラミングを子供達に教えるなど、地域の方と協力しながら、社会貢献につながる活動をしたいと考えています。

  • 離婚
  • 出戻り
  • 人生のリフレッシュ
  • 実家の相続
  • 減築リノベーション
  • セカンドライフ
(47歳男性)
職業はIT会社のエンジニア。離婚後も子どもとたまに会う暮らし。子ども(15)の親権は妻。養育費を支払い、財産として妻と子に家を渡した。そんな中、親が亡くなり実家に戻るも家はひどく老朽化していた。人生をリフレッシュするために母から相続した実家をリノベーションし、セカンドライフを模索中。最近はコーヒーをブレンドすることが趣味。

母と夫と私で、わがままに暮らす
新しい同居の形!

 介護が必要な母と自分の生活を両立しながら快適に暮らすため、思い切って同居の際にフルリノベーションをしました。近隣の方とは介護の悩みを共有するうちに互いに相談し合える仲になり、そこから徐々に地域との繋がりが生まれました。母が亡くなった現在は自宅(実家)1階をペットの洋服のお店に改装。自身の服飾のキャリアを生かして、フリーランスでペットの洋服作りをしながら暮らしています。自分のライフスタイルに合わせたリノベーションをしたことによって、さらに地域の方と交流の場が持てたように思います。

  • 実家の売却資金でリフォーム
  • シェアハウス的な空間
  • 適度な距離感で支え合うポジティブ同居
  • プライバシーを確保したそれぞれの暮らし
(45歳女性)
近所のスーパーでパートとして働く。夫と子ども2人の4人家族。子どもは成人し家を出ている。地方で一人暮らしをする高齢の母が心配で夫と母と同居について相談。母が実家の土地を売りその資金でリフォームして同居がスタート。共同生活の中でも、各々のパーソナルスペースを設けて日々快適に過ごしている。

すべてはきっかけから始まります。
自分自身のターニングポイントを見逃さずに人生のワクワクを描いてくださいね。

家づくりにおいて、最も大切なのは、ターニングポイント(人生における重要な岐路)を見逃さないことです。ターニングポイントを上手につかみ、自分自身のライフスタイルや価値観に合わせた家づくりをすることで、より充実した生活を送ることができます。詳しくは裏面を読み進めてくださいね。

 人生は様々な選択によって、驚くべき物語へと変わります。皆さんの人生も、そんな物語の中にある一つの章です。このエッセイでは、私たちの選択と決断が、どのように心豊かな人生へと繋がっていくのかを、架空の物語(エッセイ)としてご紹介しました。
 家づくりは、自分自身を知り、自分自身を表現することで、心豊かな人生を実現するための一つの手段です。今までの住まいの固定観念にとらわれず、自分自身のライフスタイルや価値観に合わせた家づくりをすることで より充実した暮らしを送ることができます!