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Vol.04

issue1

DIY×木賃アパート
実践編

「自分で作ろう」「DIYしちゃおう」

 昨年末の「CRAFT BASE」で「空きアパートの一室でDIY&リノベーションを進めています。」とご案内しました。本号では、このお部屋のお披露目をします!

 実はいま、私はこのお部屋で暮らしています(笑)。このお部屋は、木造賃貸アパートの2階です。構造部分を残して、押し入れ、間仕切り壁、天井を全て撤去しました。柱や梁、そして筋交いは現しのままにして、床と壁に合板を貼ってシンプルに仕上げています。大工さんに協力してもらって造作のデスクもつくりました。デスク上部は天井でデットスペースになっていた空間をロフトとして活用し、くつろげるようにネットハンモックを設置しました。ネットは視界を妨げることがなく、光も入ってくるので、空間が広く感じれるのです。

 それと、このお部屋には「物を隠して収納する場所」=「押し入れとかクローゼット」がありません。お洋服は、壁の合板に金物を取り付けたオープンクローゼットです。本や小物などは、壁(合板)に好きな素材のフックや金物を取り付けてディスプレイしています。これは壁を合板で仕上げたことのメリットですね。なにせ壁の全てが棚やディスプレイスになるのですから、嬉しい限りです。

欲しいものは、自分でつくる。

 感じの良い店には、感じの良い「人」と「モノ(サービス)」が共存しています。「感じの良いお家」には、「感じの良い人」が暮らしています。この「感じの良い「人」と「モノ」が調和して空気のように漂う気持ちの良さ」が「いごこち」です。人が「安心感」や「やすらぎ」を感じたり、「ああ、ここはなんとなく落ち着く場所だなー」と感じるとき、そこには「人」と「モノ」が調和した空気が流れているはずです。

 そして、自分でDIYした空間で暮らしていると、「ああ、これが私のスタイルなんだ」と感じることがあります。小物、机やインテリアなど、自分で考えてカタチにした暮らしには、豊かな時間が流れます。それは「自分でつくる」という行為の中に、「自分の思い」「作り上げた時間」、そして「自分と向き合って成し遂げた達成感」が宿るからだと思います。

 自分が楽しめるコトを、遊び心を持って実践する。何かをしてみて、想定外のドキドキを楽しむ。そんな心の動きを味わうことがDIYの本質。これは試行錯誤しながらやってみるというスタンスです。この感覚は、「CRAFT BASE」を通じて知りあった方々に共通していること。
 皆さんも、DIYでワクワクしませんか。

実践しちゃいました!
REVIEW THE PLAN

Before

After

 私が住んでいるこのお部屋は、木造賃貸アパートの2階の一室です。ダイニングキッチン(7畳)、洋室(7.5畳)、和室(6畳+押入れ)の計20.5畳のお部屋を、構造的に必要な柱や梁を残して、キッチン+土間(3.5畳)を確保した上で、残りは1ルームの洋室(22畳)にリノベーションしました。2階建てのアパートなので、天井を抜いて吹抜けにしてLoftのような空間を設けました。なんとトップライトも設置しちゃいました。

トップライト

 工事は「CRAFT BASE」の母体であるコスガ工務店が行いましたが、「あれをしてはいけない」「これをしてはいけない」という制約をとことん排除した結果、満足のいくお部屋となりました。皆さんも自分の暮らしを楽しむDIYを応援しますので、ご興味ある方はご連絡ください。

私のお部屋の一部を画像でご紹介いたします。
どこの場所かはAfter画像内の
A〜Eを見てくださいね。

  • A:食器棚
  • B:キッチン廻り
  • C:リビング+寝室
  • D:デスク上部(もとは天井)
  • E:オープンクローゼット

編集後記

私の自慢のお部屋はいかがでしたか?
まだまだ紹介したい事はたくさんありますが、今回はここまで(笑)
私のお部屋を見学したくなった方、
ご自分のお家をDIY・リノベーションを考えている方、
相談等したい方は下記「お問い合わせ」より
お気軽にご連絡ください!
お電話でも受け付けております。