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今年の七夕も笹をお裾分け。そう、その名も‟お笹分け”。

今年の6月も気が付けばもう後半になってしまいました。あっという間に上半期が終わりますね。あれもやってないし、これもやらなきゃといろいろ振り返ったりしたいところですが一旦置いておきたいと思います。なぜなら七夕まであと1週間!ということで今年も七夕用の笹をお裾分けします!

 

 

七夕は大人も子供の笹にお願い事をしよう

建物敷地内に笹が生えているのですが、今までただ刈っていただけだったのでせっかくなら七夕用に使ってもらおうという「お笹分け」です。あ、お笹分けは店主が考えたダサいダジャレですので苦笑いでスルーして下さい。笑 

今年は7日が日曜日なので7月5日(金)と7月6日(土)のカフェ時間帯にお笹分けしたいと思います。「え!?期間が短いよ!」って?私もそう思います。でもこれには理由がありまして、一旦伐採してしまった笹は乾燥するのがとてつもなく早いんです。昨年もそうだったのですが、水につけていても乾燥していくので朝伐採しても午後にはパリパリになってしまいます。笹ってキープするのが本当に大変なんです。なので七夕直前の2日間の営業日のみにさせて頂きます。その点ご理解のほどお願い致します。

 

 

笹をキープする方法

いまやネットには情報が溢れているので検索すればすぐ出てきますが、昨年を踏まえて笹キープの方法をシェアしたいと思います。大体どこでも酢水につけるのが良いとされているみたいです。実際昨年酢水につけたものは実際状態が良かったです。といっても1日もつか持たないかぐらい。お家に持って帰る間に更に一気に乾燥したなんて話も聞きましたし絶対とは言えませんが...。お水3:お酢2ぐらいの分量が良いみたいです。開封後のお酢の調味料って半年程度のようです。あまり使わない調味料なので1年の断捨離として躊躇せずに使っちゃいましょう!あと持ち帰りの際は濡れた新聞紙にくるむと良いみたいです。

笹は葉っぱからも水分を吸うので濡れた新聞紙で巻くと乾燥しにくいはずです。こちらでも最低限は用意するつもりですが、店主新聞とっていないものでそんなに数がありません。いい状態でキープされたい方は是非新聞紙ご持参ください!やっぱり笹が七夕までにチリチリになってしまうと寂しいものです。年に1回のことなので皆さんの素敵な思い出になりますようご協力お願いします!

 

 

七夕をお祝いするのは日本だけ!?

さて、「七夕」って日本の風習なのかとふと気になっていろいろ調べてみたところ七夕の起源はやはり中国にあるそう。中国での行事であった七夕が奈良時代に日本に伝わり、「古事記」や「日本書紀」に当時の「七夕」の記述が載っています。

じゃあ世界ではどうなのか興味本位で調べてみたところやはり東アジア圏では「七夕」の概念がある程度通じるようです。

七夕の起源である中国では、近年中国伝統のバレンタインデーとして若者のイベントと化している風潮があるんだそう。因みに日系人が多い外国(アメリカやブラジルなど)では七夕にフェスティバルを開催している場所もあるようです。七夕はお祭りというようなニュアンスが強そうです。台湾では7月7日は七娘媽(織姫)の誕生日とされていて、こちらもバレンタインデー同様男女がプレゼントを交換するようです。七夕の起源とされている中華圏ではバレンタインデーのような扱いが目立って少し驚きました。

さて、お隣の韓国では1年ぶりに織姫と彦星が出会いうれし涙を流す日とされていて、七夕当日に雨が降ると「うれし涙」、翌日まで雨が降ると別れを惜しむ「悲し涙」なんだそう。ロマンチック!気候も日本と似ているからイメージしやすいですね。日本では七夕に晴れて天の川が見られることを期待しますが、この辺は思考方が逆で面白いですね。そう考えると七夕の雨も悪くないように感じます。加えて韓国では笹を飾って短冊にお願い事を書く風習はなく、瓜や南瓜の豊作を願って星を見上げながらお願い事をするのだそう。ただこれは昔の風習だそうで、特に若い人には馴染みがないようです。

韓国人の友人にも聞いてみましたが、やはり特別に何かするというわけではないそうです。そう思うと日本ではまだ「七夕」が日常生活に残っている素敵な風習なので、晴れでも雨でも夜空に想いを馳せてささやかにお祝いするのはいかがでしょうか。

 

 

店主の世間話

毎年思うのですが、笹って6月あたまぐらいまでそんなに成長しないんですよ。葉もそんなについてなくて「これちゃんと笹になるのかな~」なんて思って梅雨を迎えると一気に背丈を超えて2mぐらいの立派な笹になります。

毎日の変化がまさしく七夕の為に急成長しているように見えるんですよね。植物の生命力にも驚くのですが、日本には昔から生活のなかの風習にこういった植物が関係していて歴史の重みや面白さを感じます。忙しい現代人ですが、たまにはちょっと立ち止まって日本古来の風習を楽しんでみる。それって実は幸せなことなのかもしれませんね。

 

Special Thanks to Sandy Kim