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コーヒー、コミュニティ、勝手に COFFEE CARAVAN、暮らし

勝手にCOFFEE CARAVAN Cup.0 「ONIBUS COFFEE」

昨年に当ブログで告知しました「勝手にコーヒーキャラバン」始動します!

一体何のことよ?と疑問な皆様にご説明しますね。

この「勝手にコーヒーキャラバン」は美味しいコーヒーを探求しながら、Nishitokyo CRAFT BASEで皆さんに提供するコーヒー豆を調達しに行く企画。

その際、おススメのお店やコーヒーをご紹介してもらい、お豆がなくなるころ次のコーヒーショップへ。キャラバンのように転々と出没するという合理的な内容です。笑

ただコーヒー豆を買いに行くのではなく、そのコーヒー一杯が作られる背景、作り手、想いを知りたい。そんなことでこの企画を始めます。

Nishitokyo CRAFT BASEでは訪問したコーヒーショップのお豆でご提供しますので、ご興味のある方は是非味わいに来てみてくださいね!

それではスタートです!

記念すべき初回はONIBUS COFFEEへ

記念すべき第一回目はONIBUS COFFEE中目黒店へ。

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個人的に、そして時期的にONIBUS COFFEEのFounderである坂尾さんと知り合って、コーヒーのいろんなことを学んだことがこの企画のきっかけになっています。

第一回目に選んだのにはいくつも理由があるのですが、ONIBUS COFFEEが取り扱っているスペシャリティコーヒーとその考え方やお店のコンセプトに深く共感し、そこから多くのことを学んだからでもあります。なので今回はちょっと特別版でお送りします。

Nishitokyo CRAFT BASEではコーヒー等を提供していますが、コーヒーショップではありません。

人と人をつなぐ役割がカフェにはあると思うし、コミュニケーションを円滑にするにはコーヒーが必要。

そんな考えのもと、ものづくりの場にカフェの機能を持たせています。

以下はONIBUS COFFEEのウェブサイトに記載されているお店のテーマについて。

“「ONIBUS」とはポルトガル語で“公共バス”、「万人の為に」という語源を持つ言葉です。バス停からバス停へと人を繋いでいく日常。そんなバスのように人と人を繋ぐという思いを込めて、オニバスコーヒーと名付けました。日常にとけ込んだ一杯、そんなコーヒーをお届けします。”

引用元:ONIBUS COFFEE(http://www.onibuscoffee.com/

Nishitokyo CRAFT BASEもそんなヒト、モノを繋ぐまちのリビングを目指していきたいと思います。

 

コーヒーとバリスタとカフェ

コーヒーを始めた理由を坂尾さんに聞くと「なんとなくですよ。(笑)」と。

きっと何かを始めるときに明確な理由がある人は数少ないのかもしれない。漠然と「カフェっていいな。」と思っていた坂尾さんも今は都内で4店舗もコーヒーショップを経営しています。

東京に出てきた10代の終わりごろからカフェブームがあり、いつかカフェをやりたいと思ったのもその時だそう。さらに前職である大工をしていた時は、10時、15時の作業の合間の小休憩やお昼休みに、必ずと言っていいほど缶コーヒーを飲む習慣があって、そんなことからコーヒーを飲むことやカフェに行くことは身近なものだったのだったのかもしれない。

以前、東洋経済のインタビュー記事でワーキングホリデーで訪れていたオーストラリアでおいしいコーヒーのある暮らしに影響を受けてカフェを決意したと明記されていました。オーストラリアで飲んだコーヒーの美味しさに衝撃を受けたのはもちろん、その美味しいコーヒーを淹れてくれるバリスタという職業が存在していて、コーヒーと人、更には人同士を繋ぐ場が当たり前に暮らしの中にある。そんな言葉が印象的だった。愛情を持って育てたコーヒーの作り手がいて、バリスタが適切に焙煎して美味しく提供する。そんな人をもてなす場が「カフェ」なんだろう。現地でのコーヒーを含めた生活は、きっと今までに抱いていたカフェの心地よさを再認識させる出来事だったのかもしれない。

美味しいコーヒーがある場所は暮らしも豊かになる。

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公園の横に位置するカフェには、昼夜問わず様々な人がコーヒーを求めにやってくる

 

モノと向き合うというクラフトマンシップ

「坂尾さんにとってコーヒーとは?」の問いに「生活のすべて」というはっきりした答えが返ってきた。仕事なので生活が関わっているのはもちろんのことだが、面白かったのは「新しい発見が多くて、飽きることはない。」という一言。美味しいコーヒーを淹れることへの好奇心や探求心が常に新しい発見をもたらすのだろう。

自然界にあるのモノは一つとして同じものがないことから、きちんと対峙して感じ取ることを大事にしている、とのこと。「セオリーやルールに従ってもうまくいかないときもたくさんあるし、その原因がわからないこともよくある。大工をしていた時の木と向き合うことに似た感覚があって、焙煎するときも豆の声を感じとってデータの他に、経験からくる勘を大いに働かせています。そういう点では職人として共通する部分がありますね。だから焙煎に徹して突き詰めるすぎると人とコミュニケーション取るのが億劫になってきますね。(笑)」

職業や業種が変わっても、作り手として心がけることは変わらない、そんなクラフトマンシップが垣間見れた。

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焙煎の様子を坂尾さん自ら解説している様子

 

美味しいコーヒーとは

そんな坂尾さんが思う美味しいコーヒーとは。

コーヒー通にしかわからないような回答を予想していたが、答えはあっさり。「ストレスなくスルスル飲めることが美味しいコーヒー」と断言。それはコーヒーそのものの味わいがあって、素晴らしい素材の良さを消さない焙煎であることとイコールなんだそう。だからこそ良い品質のコーヒー豆を世界から買い付け、その良さが活きるように浅入りの焙煎にこだわる。

「おいしいお刺身やお肉と同じで、素材が良いものは焦がしすぎないですよね。」

そんな例えが、スペシャリティコーヒーをより身近に感じられました。

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今回Nishitokyo CRAFT BASEでご提供する、ONIBUSブレンドとKENYA

美味しいコーヒーを提供するために、日々知識や技術を磨く。やっぱり職人なんだな、と実感。

まだ何度かお会いした程度だし、コーヒーについてのあれこれを話したわけでもないですが、会話から伝わってくる誠実さや人との繋がりを大切にする坂尾さんらしい返答にいろんな気付きをもらったように思います。

 

今回のコーヒー

そんなONIBUS COFFEEのブレンドとKENYAをNishitokyo CRAFT BASEで今回ご提供しています。

誰が飲んでも美味しいコーヒーを追及したブレンドと、柑橘系の明るい酸と蜂蜜のような甘味、透明感のあるKENYAをご用意しました!

この機会に是非味わってみてくださいね!

そして、次のコーヒーショップは坂尾さんおすすめの「アマメリアエスプレッソ」へ伺います。

「なにを飲んでも美味しい」とのことですが、なんとONIBUS COFFEEとは様々な点で異なっているんだそう。その違いに気づけるのか!?次回も益々楽しみです!

(聞き手:Ami)