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Vol.03

issue1

DIYと私たちの暮らし

  •  今号のテーマは「DIY×空想力」です。
    「自分で作ろう」「DIYしちゃおう」って人たちの「空想力」はスゴイです!
    こんなことできないかなぁ、こんなことが起こったら楽しいよねって空想して(妄想して)、試行錯誤しながらいろいろやってみる。人が人を呼んでつながって、お互いに影響し合い、その過程で生まれる変化を楽しんでいる。
    「CRAFT BASE」をオープンさせてから1年2ヶ月。DIYを実践している方々から、私はたくさんの「空想力」をいただきました。
    そもそもDIYは、自分で何かを作ってみようってスタンスのこと。料理もクラフトも日曜大工もDIYだけど、コトを起こすプロジェクトも、自ら関わって行うのであればそれもDIYです。自分が楽しめるコトを、遊び心を持って実践する。何かをしてみて、想定外のドキドキを楽しむ。そんな心の動きを味わうことがDIYの本質だと思います。
  •  私たちの暮らしはサービス産業化(何かのサービスを購入して生活を組み立てていくライフスタイル)が進んでいます。子育て・介護・家事・教育など、かつてはご近所さんや地域とのつながりでケアしていたことを外注化できる便利な社会になったということ。でも、ここには大きな落とし穴があります。サービス産業化の社会では、あらかじめ提示されたスペックを元に、私たちはそのサービスを購入します。つまり、私たちの意識の中では、出来上がったモノやサービスを評価する消費者としての振る舞いが当たり前となっているわけです。
    「自分で作ろう」「DIYしちゃおう」って人たちの意識は違います。まず、空想として、「こんなことできないかなぁ、こんなことが起こったら楽しいよね」が優先されます。サービスやモノのスペックは、現段階では未完成でもいいから、とにかく、試行錯誤しながらやってみる、というスタンス。この感覚は、「CRAFT BASE」を通じて知りあった方々に共通していること。DIYは、自分でやっちゃうってことですからね、だから、私も負けていられません。空想しちゃいます(笑)。

DIY&リノベーション

 人口が減ってスプロールしていく街からは、いきいきとした表情が失われていきます。地方の商店街に限らず、住宅地における空き家の増加も、同様の現象を引き起こします。人口減少は(今のところ)避けられないトレンドです。放っておけば、街がスプロール化していくということ。だったら、このトレンドを逆手にとり、街の表情を豊かにし、地域を元気にしていく方法を模索するべきです。その手法の一つが「リノベーション」です。街の中に点在する使わなくなった空き家・空室を部屋単位でリノベーションし、それに伴う廃材は地域の資源として循環させて街を順繰りに変えていく。リノベーションされた場所は、地域のパブリック空間として、起業を目指す人たちの小さなオフィス、シェアハウス、テナント空間など賃料をとった形で運営する。土地や建物の資産運用的な課題はあるけれど、おそらくそういう時代が来ると思います。
街の変化は、1室の空き家のリノベーションが引き金となって起こるかもしれないし、空室の多いテナントビルのオーナーがビル丸々ごとリノベーションすることで起こるかもしれません。この時に、「CRAFT BASE」の母体であるコスガ工務店が地域循環型のDIY工房とリノベーションのための古材流通を担えるようになれたらいいなぁと考えています(笑)。
「あれをしてはいけない」「これをしてはいけない」ではなく、まず、空想して、それを発信してみる。そして「想定外のドキドキ」を楽しみたいと思います。
ということで、実は実験的に空きアパートの一室で「DIY&リノベーション」を進めています。で、なんとそこには私が住む予定です!近々にご報告しますのでお楽しみに。

自分で動けばDIY

父「大きくなったら何になりたいの?」
娘「パパは何になりたいの?」。
父「・・・・・」。

 こんな親子の会話って、ありそうですよね。
「パパだって頑張っているんだよ」「夢だってあるさ」、でも「・・・」。
昔は「親が働く場」と「子どもが育つ場」が一緒だったけど、いまは、親の働いている姿を子どもが見ることが少ない。だから子どもは、パパがどんなお仕事をして、どういう人たちとお話をして、何を考えているのかさっぱりわからない。子どもにしたら、パパのことを知りたいんですよね。そこで、DIYなんですよ。
でも、DIYって言っても日曜大工だけではない。自分で何かの行動を起こすことがDIYなんです。パパの働く姿を見せられなくても、DIY的な行動を見せることはできる。もちろん、ものづくりでもいいし、仲間と楽しいことを考えて、行動しちゃってもいい。一見大変に思えるけど、自分の気の合う仲間、気を許せる場所が見つけられればそんなにむずかしいことではないはず。行動を起こせば、きっと誰かがサポートしてくれます。クラフトベースはそういう場所でありたいと思っています。
空き地でゲリラ的にバーベキューやっちゃったり、公園でさんま焼いたり、やったもの勝ちだと思うんですよね。煙の問題とか、ご近所さんからいろいろ言われるかもしれないけど、これがきっかけになって、人の心も、つながりも、街の姿も、雰囲気も、きっと、きっと変わっていく気がします。
自分で動けばDIYです。あなたとつながることができたら嬉しいです。

小さな作戦会議

この一年間で、ものづくりのワークショップのみならず、地域の方と交流できるイベントも徐々に増えてきました。
そこで、空想・妄想を現実すべく「小さな作戦会議」と題し、こんなことしたら楽しいんじゃない?を話す場を設けます。
どうぞお気軽にお越しください。

上記イベントは終了しておりますが、
下記「ワークショップ」ページより
スケジュール確認し、
お気軽に遊びに来てくださいね!

ご質問やご不明点等ございましたら、
下記「お問い合わせ」よりご連絡ください。
お電話でも受け付けております。